<ジュイーヨーギッ ジュイーヨーギッ>
エンディングにスムーズに移行する為のつなぎ。心憎い構成演出。
唯一、息つぎのチャンスがある部分。
(ヒトをはじめとする哺乳類やハトやカラスなどの鳥類などの脊椎動物の多くは、
1度身体の中に取り込んだ空気を吐き出しながら、喉のある部分を震わせて
「発声」をするが、セミやコオロギなどの昆虫は 「呼吸」と「発声」を
それぞれ別の部分が行っているので、ツクツクホウシは恐らく
「息切れ」はしないと思われます。 ・・・であるからして、
本来「発声」は「発音」という言い方をした方が実際の・・・・・・
ヨ) っ聞いてるこっちが息切れするよ。
ザ) 今のイイ間だね。
<ジュイーヨーギィ〜〜〜ィ〜ィィィィィ>
エンディング。
ここで失敗すると「全てが台無し」という印象が残ってしまう。
演歌で言うと、薄笑いをうかべ遠くを見つめたその目を細めながら、
マイクを持つ逆の手が「ちょっと前を失礼します」といって
知らない人の視線を横切る時の形で、それを少し丸くした感じで
見つめる先を示そうとして、 歌詞の最後の文字の母音の音程が
上下にゆったりと揺れ、やがて消えて行く・・・その部分と同じ場所です。
<(ッィ)>
文章の約束事で言う、『。』の部分。
鳴き声はある意味「口語」なので省略する場合も多い。
僕にはセミくんの「照れ隠し」のようにも思える。
ビートルズで言うなら、ジョージ・マーティンか ブライアン・エプスタインが
メンバーにやらせた、曲が終わって4人がおじぎしてる・・ あの部分。
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